※この記事は予約投稿です。
中学生くらいまでは、怪談話とか怖くてしょうがなかったのですが、
大人になった今ではそういう話を聞いたり映像を見たりするのが好きな自分がいます。
まったく怖くない訳じゃないのですが、心地よい緊張感というかなんというか・・・
そんな感覚がとても好きです。
という訳で、また1つ怪談話をしようと思います。
興味のある方は続きからどうぞ~。
友人が出張先のホテルに一人で泊った時の話。
夜中に寝室のベッドで寝ていると
いきなりドアを叩く音が聞こえてきて、
「あけて!あけて!」という叫び声が聞こえてきた。
友人は恐ろしくなり、布団にくるまってじっとしていた。
しかし、夜中じゅうその音と声は聞こえ続けた。
「どうしてあかないの!あけて!!」外は涼しいはずなのに、その部屋が物凄く熱く感じて、
のども乾いてきて外に出たくなったが、友人はじっと我慢していた。
朝になるころには、いつの間にかその声と音は消えていて、
友人はホッとしてその部屋を出た。
そんな話を電話で自分に話していた次の日、
友人は交通事故で亡くなってしまった。
地元の人の話によると、そのホテルでは昔火事があって
逃げ遅れて焼け死んだ人がいたらしい。
そう、その声は部屋の外ではなく中から聞こえていたのだ。
あの時ドアを開けてさえいれば・・・